プールと日焼け止めの相性は最悪です。プールはそれが塩素水であるという一点において、日焼け止めの効力が完全に無に帰するばかりか、有害物質の発生源ともなる場所です。ウォータープルーフの日焼け止めは水に対して有効なのであって水素水に対しては有効ではありません。プールで日焼け止めを使うのはやめたほうがよいでしょう。
結論から先に書いてしまうことになりますが、日焼け止めとプールの相性は最悪です。
日焼け止めとプールというのは、言ってしまえば「梅干しとうなぎ」のような「食い合わせの悪い関係」にあるのですが、その尋常ではない相性の悪さは「梅干しとうなぎ」の比ではありません。
塩素水のまえでウォータープルーフの日焼け止めは無力である
日焼け止めとプールの相性が極めて悪い理由は明確で、それはプールが「塩素水」であるからです。
「水」と「塩素水」ではまったく違います。ウォータープルーフの日焼け止めは「水」に対しては有効ですが、「塩素水」に対してはほとんど効力を発揮することがありません。
塩素水は、日焼け止めを肌から引き剥がすという特徴を持っています。そればかりでなく、身体から引き剥がされた日焼け止めを有害物質に変換して水中に撒き散らすという致命的な特徴をも持っています。
日焼け止めというエゴによってプールの水質が汚染される
「プールに入る」ということは、そのまま「日焼けを受け入れる」ということを意味しています。もし日焼けを受けいられないのであれば、プールに入らないほうがいいでしょう。
プールにおいて、日焼け止めを利用するということは、他の利用者にとって有害となる化学物質をプールのなかに散布する行為でしかありません。
日焼けしたくないというエゴによって、プールに対してはまったく効果がないウォータープルーフの日焼け止めを塗りたくり、その日焼け止めによって水を汚染させるのははっきり言って考えものですし、迷惑です。
日焼けはしたくないがプールには入りたいという場合は室内プールなどを利用するといいのではないかと思います。野外プールにおいては日焼け止め以外の日焼け対策を心がけましょう。