オンラインカジノは大きな節目を迎えようとしています。
現在、オンラインカジノを見舞っている大きな出来事は、それまで成立していた「優良なオンラインカジノとそうではないオンラインカジノがある」というような区別の、そもそもの土台となる地盤を揺さぶり崩壊させるようなものです。
今オンラインカジノに起こっている激変。
それは銀行側の規制と厳罰化によって「根本的に出金できない」という大事件です。
この「出金できない」は、カジノシークレットのような特定のオンカジで起こっている出金トラブルではなく、オンカジ業界全体への規制と厳罰化によるものです。
つまり、銀行口座を介在させて入金・出金を行っていたほぼすべてのオンカジで起こっている「出金できない」という事態なのです。
ほとんどのオンカジがそういった規制と厳罰の対象ですから、当然ながら、カジノシークレットも、これまでの出金トラブルとは違った理由での「出金できない」という状況のなかにあります。
これまで「比較的優良なオンカジ」として出金の良し悪しが認識されていたものはすべて「出金できないオンカジ」となり、すべてが同列に並ぶことになります。
オンカジ全体の比較のなかで出金の評価が問われていたカジノシークレットも、この地盤崩壊による「並列化」から逃れることはできません。
カジノシークレットは「出金できないオンカジ」として、これまでとは違った立ち位置となり、現存するほかのオンカジと頭を並べた評価を与えられることになるのです。
オンカジ業界の状況が変わる前の出金ができない事情について
現在のように「銀行で入出金を行っているほぼすべてのオンカジで出金ができない」という状況になる以前は、「出金できない」という言葉の持つ意味が違っていました。
以前であれば、「カジノシークレットで出金できない」という言葉は、あくまで「カジノシークレットだけの特別な事情」のものでしかなく、そこには「出金可能」にする方法や、理由、そしてもちろん「カジノシークレットが負うべき責任」などが、まだありました。
例えば、カジノシークレットには新規登録の特典で$100入金不要ボーナスがありますが、その「入金不要ボーナスを利用した勝利金が引き出せない」というようなとき、そこには様々な「カジノシークレットに責任がある考えられる理由」や「理由ごとの解決法」が存在していました。
上記したような出金トラブルである場合は、たとえば「ボーナスを出金するために必要な賭け条件が達成されていない」だとか「出金上限額を超えている」だとか「禁止事項を破っている」だとか「サーバーが落ちている」というような様々な「出金できない理由」を見つけ出すことができ、それにともなった解決法が用意されていました。
この時期のカジノシークレットであれば、サポートセンターなどに連絡をすれば、一応はなんとか出金ができるような状況にこぎつけること、責任をとらせることができたりもしました。
ところが、今現在、カジノシークレットをふくむオンカジ業界全体が巻き込まれている出金不可能な状況に対しては、ほぼ解決法がないし、そもそも「入金」すらできないわけです。
ここに「無責任な逃走」の余地が発生するというのが私の考えです。
オンカジ全体が出金できないことで見えてくるこれまでのカジノシークレット
オンカジ全体が出金不可能という状況のなかで改めて見えてくるのは、「これまでのカジノシークレットは決して出金がすぐれているタイプのオンカジではなかった」という事実です。
オンカジ業界全体の入金・出金事情が崩壊する以前のカジノシークレットというのは「出金スピードが遅すぎるオンカジ」「出金ができないオンカジ」というような評判をしばしば受けるタイプのオンカジであったことは確かです。
出金のために必要な本人確認の審査が終わらないというような「遅延策」ともいえる悪質な事例すら報告されていたのがカジノシークレットの出金トラブルでした。
ですから、カジノシークレットだけでなく、多くのオンカジで銀行からの入出金が規制されたことによって「出金基準のオンカジ評価の並列化」が実現されたことは、出金トラブルを多く抱えていたカジノシークレットとしては、実は都合がいい事態であると考えることもできるでしょう。
これまでの出金トラブルの全責任はカジノシークレット側にあったのですが、これからの「出金できない」はカジノシークレットだけの責任ではないという風に、大幅に「意味」が変わってしまった。
となると、これまでの出金トラブルをうやむやにして、オンカジ業界全体の「出金できない」をすべての理由して、カジノシークレットの出金トラブルを無責任にも「なかったこと」にすることも可能でしょう。
もし、カジノシークレットに「引き出せるはずだった未出金の勝利金」があったのであれば、今後、カジノシークレットの無責任な全面撤退による完全消失を覚悟しておいたほうがいいかもしれません。